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掛け軸/掛軸/禅語「諸悪莫作 衆善奉行(しょあく まくさ しゅぜん ぶぎょう)」

『傳燈録』の「道林禪師」に「元和中白居易出守茲郡。因入山禮謁。乃問師曰。禪師住處甚危險。師曰。太守危險尤甚。曰弟子位鎮江山。何險之有。師曰。薪火相交識性不停。得非險乎。又問如何是佛法大意。師曰。諸惡莫作衆善奉行。白曰。三歳孩兒也解恁麼道。師曰。三歳孩兒雖道得。八十老人行不得。白遂作禮。」(元和中。白居易、出守茲郡。因みに入山して礼謁す。乃ち師に問うて曰く、禅師の住むところ甚だ危険。師曰く、太守の危険もっとも甚だし。曰く、弟子、鎮江山に位す、何の険のあらんや。師曰く、薪火相交し、識性停らず、険あらざるを得んや。また問う、如何なるか是れ仏法の大意。師曰く、諸の悪をなすなかれ、衆の善を奉行せよ。白曰く、三歳の孩兒もまた恁麼いうを解す。師曰く、三歳の孩兒も道得ならんと雖も、八十の老人も行い得ず。白、遂に作礼す。)とある。『增壹阿含經』に「尊者阿難便説此偈。諸惡莫作。諸善奉行。自淨其意。是諸佛教」とある。ありとあらゆる悪をなさず、ありとあらゆる善きことは身をもって行えということ。『七佛通戒偈』に「願諸衆生。諸惡莫作。諸善奉行。自淨其意。是諸佛教。和南聖衆。」(願わくば諸の衆生とともに、諸悪は作すこと莫く、諸善は奉行して、自ら其の意を淨せん。是れ諸仏の教なり 聖衆に和南したてまつる)とある。

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悪いことをするな、善いことをせよ

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諸悪(しょあく)作(な) す莫(な)し
諸善(しょぜん)奉行(ぶぎょう)す
自(みずか)ら其(そ)の意(い)を浄(きよ)む
是(こ)れ諸仏(しょぶつ)の教(おし)え


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小ネタ

七仏通誡偈(しちぶつ つうかいげ)は、仏教で釈迦以前に存在したとされる6人の仏と、釈迦を含む7人の仏(過去七仏)が共通して説いた教えを一つにまとめたとされている偈であり、『法句経』などに収録されている。 上座部仏教及び禅宗に於いて特に重んぜられ、禅宗では日常の読経にも取り入れられている。一休宗純による「諸悪莫作・衆善奉行」と大書した掛け軸が有名である他、道元は「正法眼蔵」で「諸悪莫作」の巻を設けてこの教えについて詳細に述べている。


善因善果・悪因悪果・自因自果
因果の道理は大きく3つに分けられる。すなわち、善因善果(善を行えば、善い結果が返る)・悪因悪果(悪を行えば、悪い結果が返る)・自因自果(自分の行いの報いは、自分に返る)の3つである。また、これらを知れば当然、廃悪修善の心が起きてくるものである。原始仏典に含まれる法句経の「七仏通戒偈」には「諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸仏教」(もろもろの悪事をなすなかれ。もろもろの善事を行え。自分の心を清めよ。これが諸仏の教えである。)と説かれている。

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