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掛け軸/掛軸/禅語「青山元不動(せいざん もとふどう)」

『景徳傳燈録』に「時有僧問。如何得出離生老病死。師曰。青山元不動。浮雲飛去來。」(時に僧問う有り、如何でか生老病死を出離することを得ん。師曰く、青山もと不動にして、浮雲飛去来。)とあり、『聯燈會要』に「問如何是一老一不老。師云。青山元不動。澗水鎮長流。手執夜明符。幾箇知天曉。」(問う、如何なるか是れ一は老いて一は老いず。師云く、青山もと不動。澗水、長流を鎮む。手に夜明符を執りて、幾箇の天暁を知る。)とある。澗水は、谷川の水。青山は、人が本来持っている仏性の比喩。人は絶え間ない妄想や煩悩に惑わされるが、それは表面的現象にすぎず、本来は不動の仏性を持っているということ。『禅林句集』には「青山元不動。白雲自去來。」(青山もと不動。白雲自ら去来す。)とある。


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千変万化の人生の姿に本性不動の喩し。青山は本来、人の持つ仏性に、白雲は妄想や煩悩によく喩えることがある。雲があってもなくても、青山は元々不動のものである。どこで何をするにしても、万縁万境に本性をとらわれることなく、自らは変幻極まり無い雲に動じない悠々たる山のように泰然としていれば、魔性も亦、入り込む隙はなかろう。

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これは 『白雲自去来』と対句になっていて、後者は白い雲が自由に流れる様子を表しており、
ものに捕われない執着しない心を白雲に例えています。
ですがその雲の向こうには動じない山がそびえ立っています。
動じない山は流れる雲によって、流れる雲はどっしりと構える山により、各々が
引き立てられています。
様々に解釈ありますが、目先のことに捕われない・惑わされない芯を持つことの重要性であったり、
どのように見えても、何事も芯が存在するということをも意味しています。

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「青山」とは、泰然自若、堂々として動ずるところがない山のこと。
「白雲」が湧き上がってきて、
山の、東に西に、右に左に、上に下に自由自在に去来する。
しかし、山は悠々として、少しも動じない。
「自分の人生も、山のように少しも動ずることなく、泰然としてわが道を貫き通せ。」

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