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掛け軸/掛軸/禅語「清風動脩竹(せいふう しゅうちくを うごかす))」

黄庭堅の浣溪沙に「新婦灘頭眉黛愁。女兒浦口眼波秋。驚魚錯認月沈鉤。青�笠前無限事。綠蓑衣底一時休。斜風吹雨轉船頭。」(新婦灘頭に眉黛愁い。女兒浦口に眼波秋。驚魚月を沈鉤と錯認す。青�笠の前無限の事。綠蓑衣の底一時休す。斜風吹雨に船頭を転ず。)とある。唐の詩人 張志和の「漁歌子」に「西塞山前白鷺飛、桃花流水�魚肥。青�笠、綠蓑衣、斜風細雨不須歸。」(西塞山前白鷺飛び、桃花流水�魚肥たり。青�笠、綠蓑衣、斜風細雨帰るを須いず)、顧況の「漁歌子」に「新婦磯邊月明。女兒浦口潮平。沙頭鷺宿魚驚。」があるが、蘇軾が張志和の詩をもとに浣溪沙「西塞山邊白鷺飛、散花洲外片帆微。桃花流水�魚肥。自庇一身靑�笠、相隨到處綠蓑衣。斜風細雨不須歸。」(西塞山辺白鷺飛び、散花洲外片帆微かなり。桃花 流水�魚肥ゆ。自ら一身を庇う靑き�笠、到る所に相い隨う綠の蓑衣。斜風細雨帰るを須いず。)を作り、これを見た黄庭堅が張志和と顧況の二詩を合せて作ったものという。『五燈會元』に「隆興府�, 潭山堂德淳禪師 上堂。倶胝一指頭。一毛拔九牛。華嶽連天碧。黄河徹底流。截卻指急回眸。青�笠前無限事。綠蓑衣底一時休。」とあり、この句を引く。○�笠(じゃくりゅう);竹の皮(または熊笹)で作った編み笠。竹皮笠。○蓑衣(さい);みの。萱、菅、藁等の茎や葉を編んで作った雨具。○黄庭堅(こうていけん:1045~1105)は中国、北宋の詩人・書家。分寧(江西省)の人。字は魯直(ろちょく)。号は山谷道人、晩年は�翁(ふうおう)と号す。治平3年(1066)、23歳で進士に及第、山西太和知県、校書郎、著作左郎、起居舎人、鄂州、�州、戎州、宜州などの知州を歴任。蘇軾に師事、張耒、晁補之、秦観とともに「蘇門四学士」と称された。その詩書画は「三絶」と称され、師の蘇軾(そしょく)とともに「蘇黄」と並称される。
宗旦の書に「青�(着?)笠前無此事 緑蓑底一時休」としたものがある。

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脩竹とは、長く伸びた竹や竹林を言います。竹林を通って吹いてくる風の爽やかさを強調して、清涼感に満ちあふれた一句です。

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まっすぐに伸びる竹と、一家繁栄の象徴・雀の組み合わせはよく好まれ、人気の高い図柄です。 また、あわせてかかれた『清風動脩竹』( せいふう しゅちくをうごかす)とは、風に吹かれて揺れる竹の様子にたとえ、世の風が吹けばそれに任せて動き、風がなければただ静かにそこにいるという禅者のあるべき心を説いています。

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「脩竹」とは細長い竹のことです。
その竹がさわやかな風に吹かれて
さらさらと葉鳴りの音をたてているという情景です。

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