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掛け軸/掛軸/禅語「白雲抱幽石(はくうん ゆうせきを いだく)」

南朝宋の謝靈運(384~433)の詩「過始寧墅」に「白雲抱幽石、綠篠媚清漣。」(白雲、幽石を抱く、綠篠清漣に媚ぶ。)とあり、これをそのまま引いて『寒山詩』に「重巌我卜居、鳥道絶人迹。庭際何所有、白雲抱幽石。住茲凡幾年、屡見春冬易。寄語鐘鼎家、虚名定無益。」(重巌に我れト居す、鳥道人跡を絶す。庭際何んの有る所ぞ、白雲幽石を抱く。ここに住むことおよそ幾年、しばしば春冬のかわるを見る。語を寄す鐘鼎の家、虚名定まらず益無し。)とある。重巌(ちょうがん)は、巌が重なる山。卜居(ぼっきょ)は、うらなって住居を決めること。転じて、住居を定めること。鳥道(ちょうどう)は、鳥が飛べるほどの狭い道。庭際(ていさい)は、庭の際。幽石(ゆうせき)は、幽寂な石。鐘鼎(しょうてい:釣鐘と鼎)の家は、富貴の家。巌が重なる山に私は居を定めた。鳥だけが通う険しい人跡の絶えたところ。庭先に何があるかというと。白雲が苔むした岩を包み込んでいる。ここに住むこと幾数年。春冬の季節の移り変わりを見てきた。栄華を誇る人々に一言いわせてもらえば、それは空虚なもので意味のないものだ。陶弘景(456~536)の詩「詔問山中何所有賦詩以答」(山中に何の有る所ぞと詔問せられ、詩を賦して以って答う)に「山中何所有、嶺上多白雲。只可自怡悦、不堪持寄君」(山中何の有る所ぞ、嶺上に白雲多し。只だ自ら怡悦すべきのみ、持して君に寄するに堪えず。)とあるを踏まえたものという。

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�[山峡谷に湧く入道雲。さながら眼前に石を抱く夏の妙景は喩えようもなく悠大である。生けるものの如き夏雲の大自然の閑境に無心でひたるひとときにほっとする。


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