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掛け軸/掛軸/禅語「白珪尚可磨(はっけい なお みがくべし)」

『文選』の「初發石首城」(初めて石首城を発す)に「白珪尚可磨、斯言易為緇。」(白珪なお磨く可し、この言は緇を為し易し。)、白い玉はまた磨けばいいが、言葉は黒く汚れ易い、とある。『詩經』大雅の抑の篇に「白圭之〓(王占)、尚可磨也、斯言之〓(王占)、不可為也。」(白圭の(王占)けたるは、なお磨くべし、この言の(王占)けたるは、為(おさ)むべからず。)、白い玉の欠けたのは、また磨けばいいが、言葉を誤ると改めようがない、とあるを引く。珪(けい);圭の古字。玉。〓(王占)(てん);欠ける。玉のきず。緇(し);。黒色。黒く染まる。『從容録』に「丹霞淳和尚道。水澄月滿道人愁。冰盤秋露泣。戀著即不堪也。大荒經。崑崙丘上。有琅〓(王干)玉樹。結子如珠而小也。玄中銘。靈木迢然鳳無依倚。與鶴不停機。皆不許守戀坐著也。鳥寒而凄。不欲落他根株枝葉也。詩抑篇。白珪之〓(王占)尚可磨也。玉内病曰瑕。體破也。外病曰〓(王占)。色汚也。此頌。仰山貴白珪無〓(王占)。不落第二頭。如何是第一頭。大悟後方知不是。」(丹霞淳和尚道う、水澄み月満ち道人愁い、冰盤秋露泣き、恋著即ち堪えざるなり。大荒経、崑崙丘の上に、琅(王干)玉の樹あり、結子珠の如くして小なり。玄中銘、靈木迢然として鳳依倚するなし、与に鶴停機せず。皆な坐著に守恋するを許さざるなり。鳥寒うして而して凄じ。根株枝葉、他に落ちるを欲せざるなり。詩の抑篇に、白珪の(王占)なお磨くべし也。玉内の病を瑕と曰い、体破れるなり。外の病を〓(王占)と曰い、色汚れるなり。此の頌。仰山白珪の(王占)なきを貴ぶ。第二頭に落ちず。如何なるか是れ第一頭。大悟の後まさに不是を知るべし。)とある。
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珪は、白く清らかな玉のことです。
白珪は瑕がついても磨けばよいが、言葉は言い損なうと取り返しがきかないの意で、転じて「完全無欠の清らかな玉も、さらに磨くべきである」の意味です。

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中国最古の詩集・誌経(しきょう)の中の教え。
白珪とは上が丸く、下が四角い完全無欠のきれいな玉のことで、
これ以上磨きようがない玉をさらに磨きなさいという意味。
さらに磨こうと努力をすることが大切という教え。

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完全無欠の貴重な玉でも、さらに磨き続けるべきであるという意味。

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