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掛け軸/掛軸/禅語「萬歳萬歳萬々歳(ばんぜい ばんぜい ばんばんぜい)」

『祖庭事苑』卷五に「萬歳 呼萬歳、自古至周、未有此禮。按春秋後語、趙惠王得楚和氏璧、秦昭王聞之、遺五書、願以十五城易之。趙遣藺相如奉璧入秦、秦王見相如奉璧、大喜、左右呼萬歳。又田單守即墨、使老弱女子乘城上、偽約降、燕軍皆呼萬歳。馮〓(王爰)之薛、召諸民債者合券、券既合、〓(王爰)乃矯孟嘗君之命、所債賜諸民、因燒其券、民皆呼萬歳。至秦始皇、殿上上壽、群臣皆呼萬歳、見優孟傳。蓋七國之時、衆所喜慶於君、皆呼萬歳。自漢已後、臣下對見於君、及拜恩慶賀、以爲常制。又謂山呼者、漢武帝至中嶽、翌日親登崇高、御史乘屬在廟旁、吏卒盛聞呼萬歳者三。山呼萬歳者、自漢武始也。」(万歳:万歳を呼ぶ、古より周に至るまで此の礼を有せず。春秋後語を按ずるに、趙の惠王、楚の和氏の璧(かしのへき)を得る。秦の昭王これを聞き、五書を遣わし、十五城を以って之に易えんと願う。趙、藺相如(りんしょうじょ)を遣わし、璧を奉じて秦に入る。秦王、相如の奉ずる璧を見、大いに喜ぶ。左右、万歳を呼ぶ。また、田單(でんたん)、即墨(そくぼく)を守るに、老弱女子をして城上に乗らしめ、偽りて降るを約す。燕の軍、皆な万歳と呼ぶ。馮〓(王爰)(ふうかん)の薛(せつ)。諸民の債者を召し券を合わす。券すでに合う。〓(王爰)すなわち孟嘗君(もうしょうくん)の命といつわり、債するところを諸民に賜い、よってその券を焼く。民、皆な万歳を呼ぶ。秦の始皇に至り殿上の上寿に、群臣、皆な万歳を呼ぶ。優孟伝に見る。蓋し七国の時、衆、君における喜慶の所、皆な万歳を呼ぶ。漢より已後。臣下の君に對見し、拜恩慶賀に及び、以って常の制と為す。また、山呼というは、漢の武帝、中嶽に到る。翌日、親しく嵩高に登る、御史乗属、廟の旁に在る吏卒の咸、萬歳を呼ぶ者の三なるを聞く。山呼萬歳は、漢の武より始まるなり。)とある。中国、前漢の時代、元封元年(BC110)正月元日、武帝(BC141~BC87)が天子自ら嵩高(河南省登封県北五嶽のひとつ嵩山)に登り、国家鎮護を祈ると、臣民たちが喊声をあげ、それが五岳の山々に三度こだまして「万歳万歳万々歳」と聞こえたといわれる。

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萬歳の声が谺して三度聞こえたという故事に因む語句。正月や祝いの席に好んで掛けられるおめでたい句です。

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