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掛け軸/掛軸/禅語「別無工夫(べつにくふうなし)」

『羅湖野録』に「建州開善謙禪師。平居不倦誨人。而形於尺素。尤為曲折。有曰。時光易過。且緊緊做工夫。別無工夫。但放下便是。只將心識上所有底一時放下。此是真正徑截工夫。若別有工夫。盡是癡狂外邊走。山僧尋常道行住坐臥決定不是。見聞覺知決定不是。思量分別決定不是。語言問答決定不是。試絶却此四箇路頭看。若不絶。決定不悟此四箇路頭。若絶。」(建州開善謙禅師。平居人に誨えて倦まず。而も尺素を形し、尤も曲折を為す。有るに曰く、時光過し易く、まさに緊緊に工夫を做さんとす。別に工夫なし、但だ放下すれば便ち是なり。ただ将に心識上の所有底を一時に放下す。此れは是れ真正経截の工夫なり。若し別の工夫あらば、尽く是れ痴狂の外辺を走る。山僧尋常に道う、行住坐臥の決定は是ならず、見聞覚知の決定は是ならず、思量分別の決定は是ならず、語言問答の決定は是ならず、試しに此の四箇の路頭の看を絶却せよ、若し絶せずば、決定は不悟、此の四箇の路頭、若絶せよ。)とある。決定(けつじょう);決まって動かないこと。また、信じて疑わないこと。室町時代の僧、夢窓疎石(むそうそせき:1275~1351)の『夢中問答』に「古人云はく、一切の善悪すべて思量することなかれ、又云はく、直に無上菩提におもむきて、一切の是非管することなかれ、又云はく、別に工夫なし。放下すれば便ち是なりと云云。」とあり有名。

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工夫とは、禅宗では修行に励むこと。また、よく考え研究することを意味している。
別無工夫 (別に工夫なし)は、特別な工夫は無いとの意
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