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掛け軸/掛軸/禅語「明歴歴露堂堂(めいれきれき ろどうどう)」

『圓悟佛果禪師語録』に「僧問。明歴歴露堂堂。因什麼 乾坤收不得。師云。金剛手裏八稜棒。進云。忽若一喚便回。還當得活也無。師云。〓(上秋下鳥)子目連無奈何。」(僧問う、明歴歴露堂堂、什麼に因って乾坤の收むるを得ざるや。師云く、金剛手裏八稜の棒。進云く、忽ち一喚すれば便ち回るが若し、還って活を得るやまたいなや。師云く、〓(上秋下鳥)子目連いかんともする無し。)とある。明歴歴露堂堂;歴々と明らかに、堂々と露れる。真理は歴然と明らかにして堂々と顕露しており隠されたものではない、もし見えないとすれば、見ようとしないだけで、目が曇っているに過ぎないとのこと。金剛手(こんごうしゅ);金剛杵を持つものという意味で金剛手菩薩。金剛杵は方便(慈悲心)を表し人間の煩悩を打ち砕き本来の仏性を引き出すための法具。八稜(はちりょう);。八画形のの先端を尖らせた形。〓(上秋下鳥)子(しゅうし);舎利仏のこと。『大佛頂首楞嚴經正脈疏』に「舍利弗。此云〓(上秋下鳥)子。〓(上秋下鳥)乃水鳥。是其母名。母辯流歴。似〓(上秋下鳥)之目。故連母為名。云是〓(上秋下鳥)之子也。」(舍利仏。此れ〓(上秋下鳥)子と云う。〓(上秋下鳥)すなわち水鳥。是れその母の名。母の流歴を弁ずるに、〓(上秋下鳥)の目に似る。故に母に連ねて名と為し、是れ〓(上秋下鳥)の子と云うなり。)とある。目連(もくれん);釈迦十大弟子の一人、神通第一といわれた。


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妄想から離れた心の目には、曇りのない世界が見えてくる

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心の目をいっぱいに開いて見よ
「歴歴」はあきらかな様子、「露」は「あらわす」「あらわれる」を意味する。

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歴々と明らかに、堂々と露れる。
真理は歴然と明らかにして堂々と顕露しており隠されたものではない、もし見えないとすれば、
見ようとしないだけで、目が曇っているに過ぎない。
簡単に言うと、心の目をいっぱいに開いてみよ。
目、耳、鼻、口、触感の五官すべてを使って感得しろということ。

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心の目をいっぱいに開いてみよ

「歴歴」はあきらかなようす。「露」は「あらわす」「あらわれる」の意味。
妄想を離れた心には世界が一点の曇りもなくあきらかに見えてくることをいう。

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