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掛け軸/掛軸/禅語「風吹不動天邊月(かぜふけども どうぜず てんぺんの つき)」

『普燈録』温州龍翔竹庵士珪禪師章に「上堂曰。萬年一念。一念萬年。和衣泥裏〓(車昆)。洗脚上床眠。歴劫來事。只在如今。大海波濤湧。小人方寸深。拈起?杖曰。汝等諸人。未得箇入頭。須得箇入頭。既得箇入頭。須有出身一路始得。大衆。且作麼生是出身一路。良久。曰。雪壓難摧澗底松。風吹不動天邊月。」(上堂して曰く、万年一念。一念万年。和衣泥裏に転がり、脚を洗い上床し眠る。歴劫来の事は、只だ如今に在り。大海波濤湧き、小人方寸深し。?杖を拈起し曰く、汝等諸人、未だ箇入頭を得ず。須らく箇入頭を得るべし。既に箇入頭を得らば、須らく出身一路の始得あるべし。大衆、且に作麼生か是れ出身一路す。良久して、曰く、雪圧せども摧け難し澗底の松。風吹けども動ぜず天辺の月。)とある。『禅林句集』七言対には「風吹不動天邊月。雪壓難摧澗底松。」とあり、注に「普燈十六ノ十二葉。會元廿共句上下。」とある。

文字通り、
「風が吹いても、天上に輝く月は少しも動じることはない。」という意。

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