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掛け軸/掛軸/禅語「雲在嶺頭閑不徹(くも れいとうにあって かん ぷてつ)」

『洞山良价禪師語録』に「白雲端云。若見得菴主。便見得洞山。若見得洞山。便見得菴主。見洞山則易。見菴主則難。不見道。雲在嶺頭閒不徹。水流澗底太忙生。」(白雲端云く、若し菴主を見得すれば、便ち洞山を見得す。若し洞山を見得すれば、便ち菴主を見得す。見洞山を見るは則ち易く、菴主を見るは則ち難し。道うを見ずや。雲は嶺頭に在って閑不徹、水は澗下を流れて太忙生。)とある。白雲端;白雲守端和尚(1025~1073)。『禅林句集』七言対句に「雲在嶺頭閑不徹。水流澗下太忙生。」とあり、出典に「虚堂一報恩ノ終リ。禪類十二遊山門」を挙げる。『虚堂録』卷第一「嘉興府報恩光孝禪寺語録」に「退院上堂舉。高亭隔江見德山。便乃橫趨而去。後來開法。承嗣德山。師云。高亭只見錐頭利。不見鑿頭方。當時若過江來。豈止住院。有人會得主丈子。兩手分付。不然。雲在嶺頭閑不徹。水流澗底太忙生。」(退院上堂。舉す。高亭、江を隔てて徳山を見る。すなわち橫趨して去らば、後来開法、徳山に承嗣す。師云く、高亭ただ錐頭の利きを見るのみにして、鑿頭の方なるを見ず。当時もし江を過ぎ来たらば、豈に住院に止まらんや。人あって主丈子に会い得ば、両手に分付せん。然らず、雲は嶺頭に在って閑不徹、水は澗下を流れて太忙生。)とある。『禪林類聚』卷第十二「遊山」には「佛眼遠頌云。一回思想一傷神。不覺翻然笑轉新。雲在嶺頭閑不徹。水流澗下太忙生。」(仏眼遠、頌して云く、一回思想一神傷。翻然として笑轉た新なるを覚えず。雲は嶺頭に在って閑不徹、水は澗下を流れて太忙生。)とある。


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「閑不徹」とは、不動、あるいは、徹底した静けさのこと。「太忙生」とは逆に
忙しく動く様をいう。
稜線にあって全く動かぬ雲、対して渓流の水は絶えることなく流れている。
動であっても静であり、静であっても動ということか。あるいは、静なら静に徹しろ、
動なら動に徹しろということか。

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