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掛け軸/掛軸/禅語「春色無高下(しゅんしょくこうげ」

『圓悟佛果禪師語録』に「小參。僧問。玄沙不過嶺。保壽不渡河。未審意旨如何。師云。直超物外。進云。雪峰三度到投子。九度上洞山。是同是別。師云。別是一家春。進云。恁麼則春色無高下。華枝自短長。師云。一任卜度。」(小参。僧問う、玄沙、嶺を過ぎず、保寿、河を渡らず。いぶかし、意旨如何。師云く、直超物外。進云く、雪峰、三度投子に到り、九度洞山に上る。是れ同か、是れ別か。師云く、別に是れ一家の春。進云く、恁麼ならば則ち春色高下なけれども、華枝おのずから短長。師云く、一に卜度に任す。)とある。『禅林句集』に「春色無高下、花枝自短長。」とあり、注に「春色雖無高下花枝自有短長故長者長法身短者短法身」(春色に高下なしと雖も、花枝おのずから短長あり、故に長者は長法身、短者は短法身。)とあり出典を「普燈十一ノ十丁」とする。『普燈録』巻第十一には「問。玄沙不過嶺。保壽不渡河。未審意旨如何。曰。直超物外。云。雪峰三度到投子。九度到洞山。又作麼生。曰。別是一家春。云。恁麼則春色無高下。華枝自短長。曰。一任卜度。」(問う、玄沙、嶺を過ぎず、保寿、河を渡らず。未審、意旨如何。曰く、直超物外。云う、雪峰、三度投子に到り、九度洞山に上る。また作麼生。曰く、別に是れ一家の春。云う、恁麼ならば則ち春色高下なけれども、華枝おのずから短長。曰く、一に卜度に任す)とある。

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「春色無高下 花枝自短長」

しゅんしょく こうげなく 
かし おのずから たんちょう

の上の句。

春は万民に等しくおとずれるとの意味。

春の光はわけへだてなくふりそそぎ、
何を見ても春の風情に満ちあふれている。
平等と差別の混然とした中に
真理のあることを表現した意味。

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「しゅんしょくこうげなし」。
春の日差しは燦燦と全てにわたって広く降り注ぐという意味。全てのものは平等である、という信念の句でもあります。

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