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掛け軸/掛軸/季節の禅語 7月

掛け軸(茶掛け)で使われる、禅語の紹介です。

・一口吸尽西江水 (一口(いっく)に吸尽(きゅうじん)す西江(せいこう)の水(みず))

一切を飲み尽くし、絶やされた世界から、忽然と大輪の牡丹の花が咲く。無から有が生まれ出てくる。

・夏雲多奇峰 (夏雲(かうん)奇峰(きほう)多(おお)し)

これは中国の詩人、陶淵明(356~427)の「四時の詩」の中の句です。
夏には峰のような入道雲がむくむくと湧き起こる。

・江上数峰青 (江上(こうじょう)数峰(すうほう)青(あお)し)

川のほとりで一曲弾き終わってあたりをみると、人っ子ひとりいない。ただ青い山の峰々が川面に映っているのみ、という句です。

・直透万重関 (直(じき)に万重(ばんちょう)の関(かん)を透(とお)る)

幾重にも続く難関をくぐり抜け、やっとここまでたどり着きました・・・という心境を現したものだそうです。

・滅却心頭火自涼 (心頭(しんとう)を滅却(めっきゃく)すれば火(ひ)も自(おの)ずから涼(すず)し)

有名な言葉ですね。
精神を集中し心の働きというものをなくしてしまえば、たとえ火であっても涼しいものでしかない。
心の働きが暑い、寒いということに執着することがなくなれば、自ずから気にならなくなるということである。

・青山元不動 (青山(せいざん)元(もと)動(どう)ぜず)

山は元から動かず、そこに白い雲が行き来するという意味となり、これは私たちの心を表しているものだと思われます。

・清寥寥 (清(せい)寥寥(りょうりょう))

清寥寥白的的の前半分
心が透き通って明瞭である状態をいいます。

・不住青霄裡 (青霄(せいしょう)裡(り)に住(とど)まらず)

曇りのない澄んだ青空に、留まることはない。
やっと澄み渡った青空の下へでることができましたが、
また、空模様は変わっていくものです。

・清流無間断 (清流(せいりゅう)間断(かんだん)無(な)し)

清らかな水は絶え間なく流れており、青々とした木はいちども葉を枯らしたことがない。

・曹源一滴水 (曹源(そうげん)の一滴水(いってきすい))

分かりやすく言うと、何事においても粗雑に扱い、無駄にするなという意味。

・泣露千般草 (露(つゆ)に泣(な)く千般(せんぱん)の草(くさ))

山の千草が泣いているかのように、露に打ちふしている。
寒山の美しい澄んだ心境です。

・白雲抱幽石 (白雲(はくうん)幽石(ゆうせき)を抱(いだ)く)

深山峡谷に湧く入道雲。さながら眼前に石を抱く夏の妙景は喩えようもなく悠大である。生けるものの如き夏雲の大自然の閑境に無心でひたるひとときにほっとする。

・白的的 (白(はく)的的(てきてき))

心が透き通って明瞭である状態をいい ます

・葉葉起清風 (葉葉(ようよう)清風(せいふう)を起(おこ)す) 

虚堂和尚の三人の弟子が、天台山の国清寺の三隠(寒山、拾得、豊干)の遺蹟を訪れるため師匠に下山のあいさつをしに訪れたときに、虚堂和尚が詠んだとされています。



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