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掛け軸/掛軸/禅語「円相(えんそう)」

円い形、また、それを描くこと。無欠無余の、仏性、実相、真如、法性などと呼ばれる絶対の真理を現すという。一円相(いちえんそう)、円相図(えんそうず)などとも呼ばれる。『人天眼目』に「圓相因起 圓相之作。始於南陽忠國師。以授侍者耽源。源承讖記傳於仰山。遂目為?仰宗風。」とあり、六祖慧能の法嗣とされる南陽慧忠(~775)が最初に描いたとされ、耽源応真から仰山慧寂(807~883)に伝えられ、仰山が修行者を導く手段としてよく用いた。


円相(えんそう)は、禅における書画のひとつで、図形の丸(円形)を一筆で描いたもの。「一円相(いちえんそう)」「円相図(えんそうず)」などとも呼ばれる。
悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴的に表現したものとされるが、その解釈は見る人に任される。
また、円窓と書いて「己の心をうつす窓」という意味で用いられることもある。


こちらは掛軸倶楽部でも扱っております。
無尽蔵 小林太玄(直筆)


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