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掛け軸/掛軸/禅語「江上数峰青(こうじょう すうほう あおし)」

唐の錢起の詩「省試湘靈鼓瑟」(省試湘霊瑟を鼓す)に「善鼓雲和瑟、常聞帝子靈。馮夷空自舞、楚客不堪聽。苦調凄金石、清音入杳冥。蒼梧來怨慕、白〓(上廾下止)動芳馨。流水傳湘浦、悲風過洞庭。曲終人不見、江上數峰青。」(善く雲和の瑟を鼓するは、常に聞く帝子の霊と。馮夷空しく自ら舞い、楚客は聴くに堪えず。苦調金石より凄しく、清音杳冥に入る。蒼梧より来りて怨慕し、白〓(上廾下止)は芳馨を動かす。流水湘浦に伝わり、悲風洞庭を過ぐ。曲終りて人見えず、江上数峰青し)とある。銭起(722~780)。字は仲文。呉興の人。天宝十載(751)進士に及第。校書郎・藍田尉・考功郎中などを歴任し大暦年間には太清宮使・翰林学士に上る。大暦十才子のひとり。『續燈録』に「問。世尊善説般若。和尚提唱宗風。未審是同是別。師云。皇天無親。唯德是輔。僧曰。今日得聞於未聞也。師云。聞底事作麼生。僧曰。曲終人不見。江上數峰青。師云。猶較些子。」(問う、世尊は般若を善説し、和尚は宗風を提唱す。未審、是れ同か、是れ別か。師云く、皇天に親なく、ただ徳をこれ輔く。僧曰く、今日未だ聞かざるを聞くを得るなり。師云く、底事ぞ聞く作麼生。僧曰く、曲終りて人見えず、江上数峰青し。師云く、猶お些子を較す。)とみえる。皇天無親唯德是輔;『書經』蔡仲之命に「皇天無親、惟德是輔。民心無常、惟惠之懷。」、大いなる天はだれかを親しむということはなく、ただ徳のあるものを助ける。民の心はきまって従うものはなく、ただ惠みあるものになつき従う、とある。皇天;天の尊称。底事;何事。猶較些子;いまひとつ足りない。まあまあのところだ。


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川のほとりで一曲を弾きおわって、ふとあたりを見るといつの間にか誰もいない。
ただ青い山の峰々が川面に移っているだけだ、という夏の静寂な風景を描写した句。
中国唐時代の詩人銭起の「湘靈鼓瑟」と題する詩の一節「曲終わりて人見えず江上数峰青し」による。

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